菅内閣は27日、慰安婦問題に関して「従軍慰安婦」という用語を用いると誤解を招くおそれがあるとする答弁書を閣議決定した。
政府としては「慰安婦」という用語を用いることが適切とした。
馬場議員は今月16日、『「従軍慰安婦」等の表現に関する質問主意書』と題する質問主意書を提出していた。
「従軍慰安婦」という用語は、昭和48年に千田夏光氏が著書で使用し、以降世の中で広く使われ始めたものである。
馬場氏はこの「従軍慰安婦」という用語が、あたかも女性たちが強制的に連行されという誤解を招いていると指摘。
「従軍」と「慰安婦」を組み合わせた表現を使用することは不適切であると考えるとし、政府に見解を求めていた。
これに対し菅内閣27日、「従軍慰安婦」や「いわゆる従軍慰安婦」ではなく、単に「慰安婦」という用語を用いることが適切であるとする答弁書を閣議決定した。
政府としては、「従軍慰安婦」という用語を用いると誤解を招くおそれがあると考えているとした。
情報元:第204回国会 質問の一覧
簡単に説明すると以下のとおりである。
慰安婦:売春婦の一種。主に軍人などが対象。戦前に使用されていた言葉。
慰安婦問題:吉田清治が「朝鮮人女性を軍令で捕獲・拉致し、強制連行した」という嘘をマスコミが事実のように報道。この噓を反日勢力などが利用している。
従軍慰安婦:戦後にできた言葉。旧日本軍が朝鮮人女性などを強制連行していたとイメージさせる。
言葉というのは難しい。使い方を少し間違えただけで誤解を招く。
そして、政治的宣伝(プロパガンダ)はこのような僅かな隙を突き行われる。