男女平等
最近、よく聞く言葉である。
皆さんはどう思う?
平等とは、すべて等しいことである。
男性と女性では性差がある。だから、筆者は「男女平等は不可能」だと思う。
まず、体格が違う。平成29年に行った国民健康・栄養調査によると、20歳以上の日本国民の平均身長と平均体重は、男女で以下のとおり。
- 男性:身長167.6cm、体重67.0kg
- 女性:身長154.1cm、体重53.6kg
女性は子供を産むことができ、男性はできない。現時点では決定的な違いである。
将来、人工子宮が実用化され女性が子供を産まなくなったとしても、性差を無くすことはできない。
男性の精子と女性の卵子が結合して、最初の細胞「受精卵」ができるからだ。人間の場合、男性と女性がいないと子孫を残せないのだ。
男女平等は不可能だが、男女同権なら可能性はある。
現在の日本では、教育や法律上の男女差はほとんどない。
しかし、議員や企業の役員などは圧倒的に男性が多い。これを同数にする訳だが...
議員や企業の役員になりたいという女性が、男性と同じ位いるのだろうか?
少なくとも、「男」「女」という区別があるうちは、男女平等は不可能である。
本気でやるつもりなら、トイレも更衣室も、性別により分けるのをやめなければならない。平等とはそういうことである。
自分の都合に合わせて、「女だから...」は通用しない。
トイレや更衣室などが男女で別になっているのは、人類の長年の経験により、その方が都合が良いからである。
筆者には、男女平等は偽善者の自己満足にしか思えない。そして、彼らのワガママに付き合うほど、多くの人にとっては住みにくい社会となっていく。
そろそろ、目を覚ます時期である。