今日は「2002 FIFAワールドカップ」、通称「日韓ワールドカップ」が開幕した日だ。
平成14年5月31日、韓国のソウルワールドカップ競技場で開会式と開幕戦が行われた。開幕戦では、前回優勝のフランスがセネガルに 0-1 で敗北した。
アジア初の大会であると同時に、初の2カ国共同開催の大会だった。
「日韓ワールドカップ」の開会式、出典:about KOREA
FIFAワールドカップはこれまで、欧州と南北アメリカ間で交互に開催されていた。
昭和61年(1986年)、FIFAのアヴェランジェ会長(当時)は、アジア・アフリカ大陸による開催案を打ち出した。これに立候補したのが、日本と韓国である。
当初、開催地の決定権を持つ FAFA理事の間では、日本開催案と共同開催案で拮抗したいた。
韓国は自国単独開催の可能性が無くなると、態度を決めかねていたFAFA理事に共同開催を自ら打診。これにより、共同開催がほぼ決定。日本が拒否した場合には、韓国単独開催となる状況となった。
ワールドカップ招致議連の宮澤喜一会長は「日韓共催は政治にとって悪くない選択だ」と発言。日本サッカー協会の長沼会長は仕方なく、共同開催を受け入れた。
日本×ベルギー戦 (埼玉スタジアム)平成14年6月4日、出典:Wikipedia
日韓ワールドカップは、日本にとって2回目となるワールドカップだった。
日本は前回、フランスワールドカップに初出場したが、3戦全敗だった。
日韓ワールドカップでの日本の成績
- ベルギー戦 2-2(引き分け)
- ロシア戦 1-0(勝利)
- チュニジア戦 2-0(勝利)
- トルコ戦 0-1(敗北)
日本は初戦のベルギー戦で引き分け、ワールドカップ初の勝ち点を獲得する。
2戦目のロシア戦でワールドカップ初勝利、3戦目のチュニジア戦でも勝利し、決勝トーナメント進出を決めた。
決勝トーナメント1回戦ではトルコと対戦し敗北。日本の成績はベスト16だった。
ベスト16は当時、ワールドカップ開催国の最低ノルマとなっていた。
日本にとっては高い目標だったが、日本はクリアした。
韓国はベスト4になったが、多数の疑惑の判定があった。
海外では韓国対イタリア戦、スペイン戦の2試合で、韓国から買収された審判が起用されたと報道された。
他の試合でも、韓国に異様なほど有利な判定があった。
日韓ワールドカップは、韓国に有利な複数の疑惑の判定により、最悪のワールドカップとなった。
そして、日本のマスコミはこの事実をほとんど報道しなかった。
現在、韓国を嫌う日本人は歴史上最も多い。
韓国の態度が悪くなった訳ではなく、国民が事実を知るようになっただけである。
日韓ワールドカップは、韓国の悪い特性がでた大会だった。