26日未明、支那海警局の船4隻が尖閣諸島(沖縄県石垣市)の領海へ相次いで侵入した。うち、1隻は砲のようなものを搭載。
尖閣周辺で支那海警局船が確認されるのは134日連続となり、最長記録を更新した。
第11管区海上保安本部によると、26日午前2時32~44分頃、支那海警局の船4隻が尖閣諸島の魚釣島と南小島の沖合で相次いで日本の領海に侵入。日本漁船4隻に接近する動きをみせたという。
海上保安庁の巡視船が日本漁船の安全を確保しながら、4隻に領海から退去するよう求めた。
支那船4隻はしばらくの間、日本漁船の付近で航行したり、漂泊していた。
正午時点で4隻とも領海からは出たが、3隻は南小島の沖合の接続水域を航行しているという。1隻は接続水域からも出た。
海上保安庁は、再び領海に入らないよう警戒を続けている。