素人が新聞記事書いてみた

新聞記事のつもりでブログを書いています。

各国のサイバー能力、IISSが評価

英国の国際戦略研究所(IISS)は28日、「サイバー能力と国家力」と題する報告書を公表した。

世界主要15カ国について、サイバー能力(総合力)を評価した。

 

f:id:newspaper-ama:20210629103937p:plain

 

まずは、各国のサイバー能力を以下の7分野ごとに評価。

  1. 戦略と教義
  2. ガバナンス、コマンドアンドコントロール
  3. アサイバーインテリジェンス機能
  4. サイバーエンパワーメントと依存
  5. サイバーセキュリティと回復力
  6. サイバースペース問題におけるグローバルリーダーシップ
  7. 攻撃的なサイバー機能

全ての分野で世界トップレベルの国を「1番手」、4つ以上の分野がトップレベルの国を「2番手」、トップレベルの分野が3以下の国を「3番手」とした。

 

各国のサイバー能力(総合力)

 

1番手は、インターネット発祥の地である米国のみ。

世界屈指のハッカー集団がいるロシア、それに次ぐ、北朝鮮支那、イランもランクインした。

 

日本については「経済においては強力だが、セキュリティ面で劣る」と分析した。攻撃的なサイバー機能を持てないのもマイナスポイント。

原因は憲法と政治にあると指摘した。

 

情報元:Cyber Capabilities and National Power: A Net Assessment

 

「IISSは鋭い指摘をしている」と筆者は思った。

確かに、日本は安全保障に対する意識が低い。スパイ防止法すらない。

今回の件についてマスコミはネガティブに報道しているが、日本が3番手なのは当然のことなのだ。