素人が新聞記事書いてみた

新聞記事のつもりでブログを書いています。

琉球新報「記者の取材は、社会の一般的な法令や慣習と時に異なることがある」

琉球新報は社説で「記者の取材は、社会の一般的な法令や慣習と時に異なることがある」と書いた。

「勝手に」取材することも、状況によっては「社会的に了解されることが期待される」とした。

北海道新聞の記者が旭川医科大学で取材中に逮捕された事件、に対する社説より。

 

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琉球新報社沖縄県那覇市)、原典:沖縄発!役に立たない写真集

 

令和3年6月22日、旭川医科大学(北海道旭川市)で、北海道新聞の女性記者(22歳)が建造物侵入の疑いで逮捕された。

当日、大学では学長選考会議で「学長解任」が議論されると見通しとなっていた。大学側は報道機関に対し取材禁止を連絡していたが、多くの報道陣が詰めかけていた。

北海道新聞の記者は校内に無断で侵入。会議室ドアの隙間にスマホを近づけて会議内容を無断録音したという。

記者は職員に取り押さえられ(常人逮捕)、北海道警旭川東署に引き渡された。

 

この事件に対して、多くの報道関係者が「逮捕は行き過ぎだ!」と批判していた。

 

琉球新報も令和3年7月10日、『取材の自由 「現場入り」は知る権利直結 職業上正当な制限破り<メディア時評>』と題する社説を掲載した。

琉球新報は「記者の取材は、社会の一般的な法令や慣習と時に異なることがある」と主張。その理由は、責任を持って「いま起きていることを、いま伝える」ためだとした。

取材対象先に立ち入る行為は、相手方から拒否されることも少なくない。琉球新報は「それに従ってばかりいては、当然「本当のこと」は分からずじまいだ」とした。

どこまで「勝手に」取材をすることが許されるかについては、「一般的には、対象相手や取材場所、報道予定の事象の公共性・公益性と比較して判断」と分析。状況によっては「社会的に了解されることが期待される」とした。

情報元:取材の自由 「現場入り」は知る権利直結 職業上正当な制限破り<メディア時評> - 琉球新報デジタル|沖縄のニュース速報・情報サイト

 

法令違反や勝手な取材が、許される訳がない。

琉球新報の社説は「マスコミの本音がでている」と筆者は思った。

マスコミのなかには、自分たちのことを特権階級だと勘違いしている輩がいるようだ。