素人が新聞記事書いてみた

新聞記事のつもりでブログを書いています。

入学願書「性別欄」廃止、41道府県立高校で

公立高校の入学願書から『性別欄』を無くす動きが、平成31年より一気に広がった。

令和3年(2021年)春に実施された入試では、41道府県立高校の入学願書に性別欄が無かった。

毎日新聞によると、残る6都県のうち、東京都と千葉県を除く4県でも無くす方針だという。

 

f:id:newspaper-ama:20210716071824p:plain

数年前までの一般的な高校入学願書

 

日本の高校の多くは都道府県立高校である。各都道府県の教育委員会が管理・運営を行っている。

長年、都道府県立高校の入学願書には『性別欄』があった。

これに対し、心と体の性が一致しないトランスジェンダー等に配慮すべきだ」との声が高まった。

 

平成31年春に実施された入試では、大阪府と福岡県が性別欄を廃止した。以降、他の道府県にも急拡大した。

都道府県の状況は以下のとおり。

 

平成31年の入試から廃止(2府県)
 大阪府、福岡県

令和2年の入試から廃止(32道府県
 北海道、青森県秋田県福島県茨城県、埼玉県、神奈川県、新潟県福井県山梨県、長野県、岐阜県、愛知県、三重県滋賀県京都府奈良県和歌山県鳥取県島根県岡山県広島県山口県徳島県香川県愛媛県高知県佐賀県長崎県熊本県大分県、宮崎県

令和3年の入試から廃止(7県)
 岩手県宮城県富山県、石川県、兵庫県、鹿児島県、沖縄県

令和4年の入試から廃止予定(4県)
 山形県、栃木県、群馬県静岡県

今のところ廃止の予定はない(2都県)
 千葉県、東京都

 

高校側は中学校からの調査書に性別が記載されているため、入学願書に性別欄が無くても困らない。

廃止の理由について、大半の教育委員会は「性的少数者や、男女別を書くことに抵抗がある生徒への配慮」とした。

 

ここからは筆者個人の意見である。

性差を無くす「ジェンダーレス化」をしても、社会の混乱を招くだけである。性的少数者に『過度』の配慮をすれば、他の多数者は迷惑を被ることになる。

日本よりジェンダーレス化の進む欧米では、既に様々な問題が発生している。

筆者には、嫌な予感がしてならない。