琉球新報は今年5月の社説で、東京五輪の「中止」を主張していた。
東京五輪が始まると日本勢は躍進。沖縄関係の選手も活躍した。
すると同紙は7月26日の社説で、県勢の活躍が「県民に勇気と誇り与えた」と称賛した。
琉球新報社は令和3年5月30日、『コロナ禍での五輪 中止を決断すべき時だ』と題する社説を掲載した。
「五輪開催に国内外で強い不安の声が広がっている」とし、「菅首相は国民の生命や健康を最優先し、開催中止を決断すべきだ」と主張した。
「コロナ禍で準備不足の選手がいる」とも主張し、選手の立場からも東京五輪を開催すべきでないとした。
更に、「選手間や住民との交流も難しい。今や政府が唱える「復興五輪」や「コロナに打ち勝った証し」は空虚に響く」と酷評した。
情報元:<社説>コロナ禍での五輪 中止を決断すべき時だ - 琉球新報デジタル|沖縄のニュース速報・情報サイト
東京五輪が始まると日本勢は躍進し、金メダルラッシュとなった。沖縄関係の選手も活躍した。
琉球新報社は令和3年7月26日、『東京五輪で県勢活躍 県民に勇気と誇り与えた』と題する社説を掲載した。
冒頭、「23日開幕の東京五輪で県関係選手の活躍が目覚ましい」とし、実績を残した選手を称えていった。
特に、銀メダルを獲得した柔道の渡名喜風南(となき ふうな)選手は大絶賛。渡名喜選手の両親は沖縄県南風原町(はえばるちょう)出身。そして、渡名喜選手が獲得したメダルは、日本の夏冬通算500個目の記念メダル。
琉球新報は、東京五輪には今後、県勢が多く登場する。その選手たちも渡名喜ら選手に続く活躍を見せてほしいとした。
情報元:<社説>東京五輪で県勢活躍 県民に勇気と誇り与えた - 琉球新報デジタル|沖縄のニュース速報・情報サイト
筆者には、琉球新報の主張はダブル・スタンダードのように思える。
琉球新報の購読者は、疑問に思わないのだろうか。