陸上自衛隊と米軍陸軍は29~30日にかけ、日本からグアム島への直接降下訓練を共同で実施した。
自衛隊の部隊が、日本から海外上空まで飛行し、そのまま空から降下したのは今回が初めて。
グアム島に降下する米国陸軍兵士と陸上自衛隊員、原典:The United States Army
訓練は、島の港湾施設などが敵国に占拠されたという想定で行われた。
陸上自衛隊からは唯一のパラシュート降下部隊「第1空挺団」の約100人が参加した。
陸上自衛隊員らは29日夜、米軍のC130輸送機に乗り込み、横田基地(東京都多摩地域)を飛び立った。
約5時間後、2,600キロほど離れたグアム島上空に到着。
陸上自衛隊員と米国陸軍兵士の計150人以上が、パラシュートで次々とグアム島に降り立った。その後、相手を制圧するまでの手順を確認した。
日米両国は今年3月の防衛相会談で、自衛隊と米軍で高度な訓練を実施し、即応性を強化していくことを確認している。
今回の訓練はこれを踏まえたもの。
情報元:Exercise Forager 21 jumps into Airborne Operations | Article | The United States Army
今回の訓練は明らかに、支那の海洋侵略を念頭に置いたものである。
筆者は、このような訓練は頻繁に行うべきだと思う。憲法9条では、日本を守ることはできない。