韓国政府は６日、不法占拠する竹島（韓国名・独島）のリアルタイム映像のインターネット中継を開始した。
これまでは観光客らが竹島を訪れる際、周辺の気象条件により上陸できないことがあった。竹島は韓国領の鬱陵島（ウルルンド）から約９０キロ離れている。今後はリアルタイムで気象状況を確認することが可能になり、利便性が高まるとしている。
竹島は隠岐諸島の北西約１５８キロの日本海上に位置する群島。女島（東島）と男島（西島）の２つの小島と、その周辺の３７の岩礁からなる。
住所は島根県隠岐の島町（おきのしまちょう）竹島。明治３８年（1905年）に日本の領土となった。
竹島のリアルタイム映像を見ることができるサイト「独島総合情報システム」
竹島のリアルタイム映像は、海洋水産部傘下の韓国海洋科学技術院が運営している「独島総合情報システム」（https://www.dokdo.re.kr/）というサイトで見ることができる。
サイトには「독도 LIVE」という部分（上の画像の黄色の囲み）が２つあり、ここをクリックすると、竹島に設置してあるネットワークカメラの映像をリアルタイムで見ることができる。カメラは女島（東島）と男島（西島）にそれぞれ設置してある。
同サイトではリアルタイム映像のほか、竹島の歴史や海量探査資料なども見ることができる。
独島のリアルタイム映像は、独島総合情報システムだけでなく、鬱陵郡（ウルルングン）のホームページ（http://www.ulleung.go.kr/）でも見ることができる。
日本外務省は５日、船越健裕アジア大洋州局長が在日韓国大使館の金容吉（キム・ヨンギル）次席公使に電話で抗議し、中止を求めていた。
韓国外交部（外務省）は６日、独島は歴史的に国際法的にも明白に韓国固有の領土とし、「日本側のいかなる不当な主張も受け入れられない」と拒否した。
日本政府も島根県も、竹島を取り返そうと考えているのか、筆者には疑問に思える。
本気で考えているなら、まず、日本政府は経済制裁を、島根県は慶尚北道との姉妹都市関係を解消すべきだ。
こんな事は言いたくないが...このような状態では、竹島が日本に返ってくることはない。
