防衛省は12日、ロシアの航空機An-26が北海道知床岬沖で2回、領空侵犯したと発表した。
民間機とみられる。
防衛省がロシア機による領空侵犯を公表したのは、昨年10月以来。
北海道知床岬沖で領空侵犯したロシアの航空機An-26、防衛省提供
An-26は、旧ソ連・ウクライナ共和国のキエフ機械製作工場(現:ウクライナのANTK アントーノウ)で開発された小型双発多目的輸送機。
乗員2名、定員50名。全長23.8m、全高:8.5m、翼幅:29.2m。最大速度540km/h、巡航速度440km/h、燃料満載時の航続距離は2,550km。
An-26は現在でも、ロシア空軍やアエロフロート・ロシア航空など多くの組織で運用されている。
防衛省によると、航空自衛隊の戦闘機が緊急発進(スクランブル)して、ロシアの航空機An-26に退去するよう通告・警告を実施。
しかし、12日午前9時37分頃と同58分頃の2回、それぞれ数分間、北海道知床岬沖で領空侵犯したという。
航空機An-26の所属は不明だが、民間機とみられる。
外務省が外交ルートを通じてロシア側に抗議した。
日本には、自衛隊解体を主張している政党もある。そして、その政党と選挙協力している政党も。
今回のような事態にどう対処するつもりなのだ?