NTTドコモは7日、全国に約2300店舗あるドコモショップで、格安スマートフォン事業者が手掛ける低価格プランの販売を開始すると発表した。
NTTコミュニケーションが手掛けるプランには、月額550円（税込）のコースもある。
現在、格安スマートフォンの申し込みはネット上で行うのが主流。
10月21日からは、ドコモショップでも申し込みができるようになる。利用料金に応じ、ドコモの共通ポイント「dポイント」も付与する。
ドコモショップ茨木新庄店
ドコモショップで販売が開始される格安プランは、NTTコミュニケーションズとフリービットの2社が手掛けるプラン。
NTTコミュニケーションズのプラン「OCNモバイルONE」は、今月21よりドコモショップで申し込みができるようになる。
同プランには、データ使用容量別にいくつかのコースがあり、データ容量 0.5ギガバイトまでのものは月額550円（税込）。
フリービットについては、現時点では詳細は未定。12月ころまではプランを発表したいという。
国内で携帯の通信サービスを提供する企業は、MNO（移動体通信事業者）とMVNO（仮想移動体通信事業者）に大別される。
MNOは回線網を自社で保有している企業で、NTTドコモ、KDDI（沖縄セルラー電話）、ソフトバンク（ウィルコム沖縄）、楽天モバイルの4社。
他は全てMVNOで、NTTドコモなどのMNOから通信回線設備を提供してもらい、サービスの提供を行っている。格安スマートフォン事業者が多い。
MVNO（格安スマートフォン事業者）が手掛ける低価格プランは、お昼休みや通勤時間など、通信が込み合う時間帯には通信速度が低下する可能性もある。
携帯の通信料金は安くなったが、NTTドコモは他の携帯大手と比べ、ライトユーザーの取り込みに遅れをとっていた。
今回、ドコモショップでの低価格プラン販売により、歯止めをかけたい構えだ。
携帯の通信料金は安くなったのは、菅前政権の実績である。
これを評価するマスコミは少ない。筆者は評価する。
