素人が新聞記事書いてみた

新聞記事のつもりでブログを書いています。

支那、核・極超音速兵器、8月に実験か

支那は今年8月、核兵器の搭載が可能な極超音速兵器の実験を行ったようだ。

超音速兵器はロケットで打ち上げられ、地球を周回した後、標的に向けて飛行。命中はしなかったという。

英国の経済誌フィナンシャル・タイムズ』が16日、報道した。

 

極超音速兵器とは、マッハ5以上の速さで飛行するミサイルなどの兵器を指す。

飛行制御をするため、弾道飛行と異なる飛行経路を飛ぶ。このため、従来の弾道ミサイル防衛(BMD)システムによる迎撃は困難。

極超音速兵器を世界で最初に配備している国は支那。その後、ロシア、米国が配備した。

支那極超音速兵器は「東風17号」「東風ZF」の2つ。今回実験した極超音速兵器は、これらとは別の兵器、若しくは、大幅に改良されたものとみられる。

 

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人工衛星打上げロケット「長征」、出典:Wikipedia

 

フィナンシャル・タイムズによると、超音速兵器の打ち上げには、人工衛星打上げロケット「長征」が使われたらしい。

超音速兵器は地球を周回後、標的に向かって下降。標的から30キロ以上離れた場所に着弾したという。

 

米国の情報当局者は、予想を遥かに上回る支那の技術力に衝撃を受けたという。

マサチューセッツ工科大のテイラー・フラベル教授は、米国のミサイル防衛網を「無効化」する可能性があると指摘した。同防衛網は、弾道ミサイルを念頭に置いて構築されている。

 

情報元:China tests new space capability with hypersonic missile | Financial Times

 

この技術が実用化されたら脅威である。

支那は大陸間弾道弾(ICBM)や潜水艦発射弾道ミサイルSLBM)を使わずに、宇宙から世界中の場所を攻撃できるようになる。しかも、現在の技術では、迎撃はほぼ不可能。

 

筆者はこれに対抗するための軍事研究を、日本は本格的に始めるべきだと思う。レイザー兵器や、電波で妨害できる装備などだ。

こういう事を言うと、「軍事研究だ!」と騒ぐメンバーが日本にはいる。

本当に困ったものである。