防衛省は１８日、支那海軍とロシア海軍の艦艇計１０隻が津軽海峡を通過したと発表した。
支露の艦艇が同時に、津軽海峡を航行するのが確認されたのは初。
領海への侵入はなかった。
防衛省統合幕僚監部によると、１８日午前８時頃、海上自衛隊が北海道奥尻島の南西約
１１０ｋｍの海域で、支那艦５隻とロシア艦５隻を発見した。
その後、１０隻は東に進み、津軽海峡を通過し太平洋に抜けていった。
支那艦およびロシア艦の内訳は以下のとおり。
支那海軍
・レンハイ級ミサイル駆逐艦１隻
・ルーヤンⅢ級ミサイル駆逐艦１隻
・ジャンカイⅡ級フリゲート２隻
・フチ級補給艦１隻
ロシア海軍
・ウダロイⅠ級駆逐艦２隻
・ステレグシチー級フリゲート２隻
・マルシャル・ネデリン級ミサイル観測支援艦１隻
支那およびロシアの艦艇の今回の行動は、国際法上は違法ではない。
ただ、支露の艦艇が一体となり、日本周辺の海域を通過するのは異例。津軽海峡を通過したのは今回が初めて。
支那艇５隻は今月１１日に対馬の南西海域で確認され、その後、対馬海峡を北東進したものと同一だという。
ロシア極東ウラジオストク沖の日本海では、ロシア軍が演習をしていた。
支那艦はこの演習に参加。その後、ロシア艦と一緒に津軽海峡を通過したとみられる。
情報元：中国及びロシア海軍艦艇の動向について | 統合幕僚監部
日本には憲法９条がある。
しかし、全く効果はないようだ。
