令和元年(2019年)11月22日、支那の武漢市で SARSコロナウイルス2、通称「新型コロナウイルス」が初めて確認された。
この頃、日本では左派マスコミや野党が安倍晋三総理(当時)が「桜を見る会を私物化した!」と言って騒いでいた。
朝日新聞は令和2年(2020年)1月12日、『武漢の肺炎 61歳が死亡 新型コロナウイルスで初』と題する記事を掲載。
- コロナウイルスがインフルエンザウイルスほど変異しやすいという議論は聞かない。過度に心配する必要はないだろう
- 新たな患者が1週間以上見つかっていないことから、これ以上広がる可能性は低いと思う
という専門家の意見を紹介した。
情報元:武漢の肺炎、61歳が死亡 新型コロナウイルスで初:朝日新聞デジタル
SARSコロナウイルス2、通称「新型コロナウイルス」が初めて確認されてから、日本で緊急事態宣言が初めて発出されるまでの経緯は以下のとおり。
- 令和元年(2019年)11月22日:武漢市で新型コロナウイルスが初めて確認される
- 12月8日:武漢市で原因不明の肺炎患者が最初に報告される
- 12月31日:世界保健機関(WHO) に報告
- 12月時点で、武漢市で104人の感染確認
- 令和2年(2020年)1月9日:最初の死者、61歳男性
- 1月6~10日の間、武漢市人民政府が感染者を公表せず
- 1月1~10日の間、武漢市で653人の感染確認
- 1月11~20日の間、武漢市で5,417人の感染確認
- 1月20日:国営テレビが「ヒトからヒトへの感染が発生した」と放送。武漢市に行かないように呼びかけた
- 1月23日:武漢市が都市封鎖される。バス、地下鉄、フェリーを停止、空港と鉄道駅は閉鎖
- 2月11日:国際ウイルス分類委員会 (ICTV) が「SARS-CoV-2」と命名、WHOが同ウイルスによる疾患を「COVID-19」と命名
- 4月7日:初めて緊急事態宣言発出。対象地域は東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県、大阪府、兵庫県、福岡県
武漢市が封鎖されても、左派マスコミや野党は「桜を見る会」ばかり取り上げていた。
令和2年1月28日の衆議院予算委員会で「新型コロナウイルス」を取り上げた議員
・小川淳也(無所属)
・馬場伸幸(維新)
・井野俊郎(自民)
・後藤祐一(国民)取り上げなかった議員
・大西健介(国民)
・川内博史(立憲)
・前原誠司(国民)
・本多平直(立憲)
・宮本徹(共産)
・藤野保史(共産)
・杉本和巳(維新)令和2年1月29日の朝日新聞朝刊5面より
令和2年1月29日の参議院予算委員会で「新型コロナウイルス」を取り上げた議員
・徳永エリ(国民)
・杉尾秀哉(立憲)
・森ゆうこ(国民)
・藤井基之(自民)
・三宅伸吾(自民)取り上げなかった議員
・蓮舫(立憲)
・石垣のりこ(立憲)
・福島瑞穂(社民)令和2年1月30日の朝日新聞朝刊7面より
もし、武漢市の封鎖があと1週間早かったら...
もし、日本の左派マスコミや野党が新型コロナウイルスについて真剣に考えてくれていたら...
歴史に『もし』はないが、悔やまれる...