令和3年(2021年)11月30日、日本政府は新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の世界的拡大を受け、水際対策を強化した。
外国人の新規入国は停止。
日本人や再入国する外国人などについても、44ヵ国・地域からの入国者を対象に、検疫所の宿泊施設で一定期間を過ごすとした。
情報元:水際対策強化に係る新たな措置について(オミクロン株に対する水際措置の強化)|外務省
この措置は予防的なものであったため、当初は財界などから疑問の声があがっていた。
しかし、この後、地域のよってはオミクロン株の感染が急拡大した。
英国では11月29日の11人から1週間で336人に増加。デンマークでは18人からわずか3日で14.5倍。韓国では3日では4倍、オーストラリアでも2.4倍。
オミクロン株が初めて確認された南アフリカでは、感染の84%がオミクロン株だったというデータもある。
WHO(世界保健機関)は、オミクロン株を最も警戒度が高い「懸念される変異株(VOC)」に位置づけた。
オミクロン株が従来種と比べ、感染力がかなり強い。今後、感染が拡大するのは、ほぼ間違いないだろう。
東京五輪に反対していた人達(顔を隠している人が多かったため、顔がわかる人には目線を入れた)
筆者にはわからないことがある。
東京五輪に反対していた人達の多くが、北京五輪には反対していないのだ。
東京五輪は 令和3年(2021年)7月23日~8月8日の17日間(開会式前に一部の試合が行われたため実質19日間)、主に東京都で開催された。
205の国と地域から約11,000人が参加した。
日本勢は大活躍し、金メダル27個、銀メダル14個、銅メダル17個を獲得した。
東京五輪の数か月前から開催中にかけ、東京五輪反対デモが相次いだ。
反対の最大の理由は、新型コロナウイルスの感染が拡大するから。
また、同大会組織委の森喜朗会長が「女性がたくさん入っている理事会の会議は時間がかかります」と第三者の意見を紹介したことに対しても、女性差別と批判が集まった。
北京五輪は 令和4年(2022年)2月4日から2月20日にかけ、主に北京市で開催される予定だ。
「オミクロン株」の世界的拡大をしようとしているが、感染のリスクはないのだろうか?
それ以上に、中華人民共和国では人権問題が指摘されている。新疆ウイグル自治区ではウイグル人などに対する人権侵害が指摘されている。香港では言論の自由が奪われてしまった。その他にも...
東京五輪に反対していた人達は「安全」とか「人権」を非常に問題視していた。
東京五輪に反対していた人達を見ていると、「彼らは反日勢力か、それに踊らされている情報弱者か?」と憶測してしまう。
そう思うのは、筆者だけだろうか...