素人が新聞記事書いてみた

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武蔵野市、外国人も住民投票条例案、総務委で可決、21日に成立か?

東京都武蔵野市議会の総務委員会は13日、外国籍住民にも日本人と同じ住民投票の資格を与える条例案を可決した。

条例案は本会議に送られ、21日に採決が行われる予定。この本会議で可決すれば成立となる。

 

条例案の名称は「武蔵野市住民投票条例案」といい、先月、松下玲子武蔵野市長が議会に提出した。

武蔵野市が行う住民投票は、市内に3か月以上住む18歳以上の日本人住民が投票することができる。現時点では外国籍住民は投票できない。

条例案では、外国籍住民も日本人と同じ条件で住民投票に参加できるように変更する。

 

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武蔵野市議会議事堂、出典:Wikipedia



条例案は13日、本会議に先立ち、総務委員会で審議された。

傍聴席に多くの市民が詰めかけたため、総務委員会は通常使わない本会議場で行われた。

冒頭、条例案に反対する市民団体「武蔵野市住民投票条例を考える会」による陳述があり、反対署名(書面)5277筆が提出された。

 

自民党会派の議員からは「広い意味で参政権になる」「安全保障上の問題もある」等なの反対意見がでた。

一方、立憲民主党会派の議員からは「議員選挙などの参政権とは違う」「住民投票で外国籍住民を排除しないことは、多様性を尊重する自然な対応だ」等の賛成の意見がでた。

 

午後8時過ぎ、委員長を除く6人の議員による採決が行われた。

賛成が3人、反対が3人の同数だったため、委員長の判断により可決となった。

 

条例案は本会議に送られ、21日に採決が行われる予定。この本会議で可決すれば成立となる。

同様の条例は、平成18年に逗子市(神奈川県)で、平成21年に豊中市大阪府)で制定されている。なお、両市とも制定以降、住民投票は実施されていない。

 

こんな事を言えば変に思われそうだが、筆者はこれは侵略の一種だと考える。

外国人に住民投票の資格を一度与えてしまえば、元に戻すことは非常に困難を極める。

直ぐにということは有り得ないが、いずれ、外国人参政権へと繋がらなければいいのだが...