素人が新聞記事書いてみた

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武蔵野市住民投票条例案、否決

東京都武蔵野市議会は21日、外国人も日本人と同じ条件で投票資格者とする「武蔵野市住民投票条例案」を否決した。

条例案は総務委員会では可決したが、本会議では否決され廃案となった。

 

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武蔵野市の松下玲子市長、出典:本人ホームページより

 

武蔵野市の松下玲子(戸籍名:内田玲子)市長は先月、「武蔵野市住民投票条例案」を同市議会に提出した。

条例案では、18歳以上で市の住民基本台帳に3カ月以上登録されていれば、外国人でも日本人と区別せずに住民投票ができるとなっていた。

また、住民投票の請求には、投票資格者総数の4分の1以上の署名が必要。投票資格者数の2分の1以上の投票で成立となり、市長と議会は結果を尊重するよう求めるとなっていた。

 

条例案について産経新聞などが報道すると、保守派を中心に反対意見が相次いでいた。

今月13日に総務委員会で審議が行われた際には、反対する市民団体「武蔵野市住民投票条例を考える会」による陳述があり、反対署名5277筆が提出された。署名は更に増え6000筆を超えているという。署名者の約7割は武蔵野市民だという。

 

武蔵野市住民投票条例案」は21日の正午ごろ、武蔵野市議会本会議で採決が行われた。

議長を除く25人の市議により採決が行われ、賛成11、反対14で否決となった。各会派および市議の賛否は以下のとおり(敬称略)。

賛成(11人)
・立憲民主ネット(5人)
共産党市議団(2人)
自治と共生(2人)
山本ひとみ
・桜井夏来

反対(14人)
自由民主・市民クラブ(7人)
・市議会公明党(3人)
・ワクワクはたらく(2人)
・下田大気
・品川春美

 

今回、多くの人が条例案に反対の声をあげたが、誰も声をあげなければ可決されていたかもしれない。

国民の声で政治は動かせると...筆者は思う。