琉球新報社(那覇市)は29日、同社で警察取材班キャップを務めている男性記者(32)が、道交法違反(酒気帯び運転)の容疑で交通切符(赤切符)を交付されたと発表した。
呼気から基準値の5倍を上回るアルコールが検出されたという。
琉球新報社の本社前(沖縄県那覇市)、出典:Wikipedia
琉球新報社によると、記者は28日から29日未明にかけて那覇市内の飲食店で飲酒し、宜野湾市にある自宅近くの公園までタクシーで移動した。
29日午前2時過ぎ、公園に駐車していた自分の車を自宅まで約100メートル運転した。自宅前で警察官に飲酒の有無を問われ、飲酒運転を認めた。
警察官がアルコール検知器を使って息の中に含まれているアルコールの量を測定した結果、呼気から基準値の5倍を上回るアルコールが検出されたという。
情報元:本紙記者が酒気帯び運転 基準5倍、自宅近くで 宜野湾署摘発 - 琉球新報デジタル|沖縄のニュース速報・情報サイト
琉球新報社の松元剛取締役編集局長は「県民、読者の皆さまの信頼を著しく損なうこととなり、深くおわび申し上げます」と謝罪。
その後「高い倫理観を求められる記者職による酒気帯び運転は言語道断の行為です」と続けた。
社として厳正に処分するという。
琉球新報の土曜日紙面
琉球新報は毎週土曜の紙面で「NO!飲酒運転」とのタイトルで、1週間に飲酒運転で逮捕された人たちの性別や市町村、職業、年齢などを掲載している。
琉球新報は今月22日、米軍キャンプ・ハンセン所属の米海兵隊上等兵が道交法違反(酒気帯び運転)をしたとして批判していた。
情報元:大規模クラスターの中で基地外へ「一体何なのか」県民から疑問の声 ハンセン所属米兵の飲酒運転容疑 - 琉球新報デジタル|沖縄のニュース速報・情報サイト
琉球新報は他者には厳しいが、身内には甘いと感じた。