素人が新聞記事書いてみた

新聞記事のつもりでブログを書いています。

うまい棒、10円から12円に、昭和54年発売より初の値上げ

スナック菓子『うまい棒』が、昭和54年(1979年)の発売以来初めて値上げする。

現在の希望小売価格は税抜き10円を、4月1日出荷分より税抜き12円にするという。

 

販売元の「やおきん」が、卸売業者にメールやFAXなどで知らせていた。

コーンや植物油をはじめとした原材料全般の価格上昇に加え、包装資材・配送費も大幅に上昇。販売価格への転化を抑えきたが、自社内で許容できる範囲を超えてしまったという。

 

f:id:newspaper-ama:20220125073722j:plain

浜松市内のコンビニで販売されている『うまい棒

 

うまい棒は棒状のスナック菓子。中央を貫く穴が空いているのが特徴。

サラミ、チーズ、めんたい、コーンポタージュ、とんかつソースなど多くの種類がある。地域限定品もある。

リスカ」が製造し、「やおきん」が販売している。

 

昭和54年(1979年)7月の発売以来、日本では1本10円(税別)で販売されてきた。原材料費の価格変動に合わせ、その長さは予告無く変更されている。

コンビニや業務用スーパーでは、30個入りの袋で販売されている。

海外でも販売されており、台湾では1本5台湾ドル(約21円)、韓国では300ウォン(約29円)。

 

うまい棒』は40年以上、1本10円で販売されてきた。企業努力は、想像以上のものだっただろう。

消費者は値上げを嫌うが、適正な値上げはしてもらわないと、誰かが損をすることになる。

日本のデフレを象徴する出来事だ...と筆者は思う。