日産自動車は日欧中向けにガソリンエンジンの新規開発をやめる方針を固めた...と日本経済新聞が報道した。
日本車大手でエンジン開発の終了方針が明らかになるのは初だという。
日経新聞によると、日産はまず欧州向けで新型エンジンの開発を終了するのだという。
欧州連合（EU）では2025年以降に、厳しい排ガス規制が導入される見込み。これまでの内燃エンジンでは、技術開発コストが見合わないと判断したという。
中華人民共和国や日本向けのエンジン開発も段階的にやめる方針。ただし、ハイブリッド車（HV）エンジンの開発は継続する。
情報元：日産がエンジン開発終了へ まずは欧州、日中も段階的に: 日本経済新聞
日産の電気自動車「リーフ」、出典：Flickr
日産がこのような決断をすることは、十分に考えられる。
日本の三大自動車メーカーと言えば、日産、トヨタ、ホンダであるが、この三社は全く性格が異なる会社である。
日産は三菱、ルノー（フランス）とパートナー関係を築いている。良く言えば多様性があり、悪い言えば寄せ集めというイメージだ。新しい事をよく始める。
一方、トヨタは今やっている事に没頭するタイプで、新しい事には慎重。
ホンダは技術者集団というイメージ。
日産、トヨタ、ホンダ...全く違うタイプ三社は、今後どうなっていくのだろうか。
筆者は興味深く観察を続けたいと思う。
