ロシア軍は先月24日、ウクライナへの侵攻を開始した。1日ころより非軍事施設への攻撃を強めている。
ウクライナ非常事態庁は2日、これまでに2000人以上の民間人が死亡したと発表した。交通インフラや住宅、病院、幼稚園など多くの民間施設が破壊されたという。
連合国(国連)難民高等弁務官事務所は2日、ウクライナからの難民が87万人にのぼったと発表した。
首都キエフのテレビ塔がミサイル攻撃され炎上した瞬間、Twitterより
首都キエフでは1日、ロシア軍がテレビ塔にミサイルを2発撃ち込んだ。この攻撃で5人が死亡し、5人が負傷した。
キエフから北に25キロほどの地点では2日、長さ60キロを超えるロシア軍の車列が確認された。橋は破壊されため、進軍に手間取っているという。
第2の都市ハリコフでも2日、行政庁舎や警察庁舎、大学などが攻撃を受けた。
西部ジトーミルでも2日、空軍施設に近い住宅数棟が砲撃被害を受け、2人が死亡、16人が負傷した。
ロシアとウクライナによる2回目の停戦交渉は、3日にもベラルーシで行われそうな雲行き。
ロシアが非武装民間人への攻撃を強めたのは、交渉を有利に進めるためとの指摘もある。
日本でも「ウクライナと同様のことが、絶対に起きない」という保証はない。隣国が攻め込んできた場合を想定し、戦力を整えるべきである。
子供が犠牲になるのは...見るに堪えない。