連合国(国連)総会は2日、ロシアのウクライナ侵攻を非難し、ロシア軍の即時撤退を求める決議案を賛成多数で可決した。
加盟国193カ国のうち、賛成は141か国。反対はロシアや北朝鮮など5カ国、棄権は支那やインドなど35ヵ国。
今回の総会は、先月25日の安全保障理事会でロシアが非難決議案に拒否権を発動したことを受けて招集された。安保理の要請による招集は、1982年以来40年ぶり。
決議案は日本や米国などにより共同提出された。法的拘束力はないが、ロシアは国際的に孤立を深めるとみられる。
連合国(国連)総会で決議案の結果がでた瞬間、連合国(国連)提供
決議案に反対したのは以下の5カ国
棄権したのは以下の35か国
- 支那
- インド
- アルジェリア
- アンゴラ
- アルメニア
- バングラデシュ
- ボリビア
- ブルンジ
- 中央アフリカ
- コンゴ共和国
- キューバ
- エルサルバドル
- 赤道ギニア
- イラン
- イラク
- カザフスタン
- キルギス
- ラオス
- マダガスカル
- マリ
- モンゴル
- モザンビーク
- ナミビア
- ニカラグア
- パキスタン
- セネガル
- 南アフリカ
- 南スーダン
- スリランカ
- スーダン
- タジキスタン
- ウガンダ
- タンザニア
- ベトナム
- ジンバブエ
情報元:General Assembly resolution demands end to Russian offensive in Ukraine | | UN News
2014年、連合国(国連)総会で「ロシアによる併合は無効」とする決議が可決した。
この時に賛成したのは100カ国だったが、今回は賛成が大幅に増えた。
筆者が気になったのは、インドが棄権したことである。
インドは支那と対立しているが、ロシアとは緊密な関係となっている。
2000年から2020年にかけてインドが外国から輸入した兵器のうち、7割弱がロシア製である。インド軍の超音速巡航ミサイル「ブラーモス」は、ロシアと共同開発したものだ。
インドは味方(日米側)にすべきだ...と筆者は考える。