素人が新聞記事書いてみた

新聞記事のつもりでブログを書いています。

江崎グリコ、給食用牛乳のストロー、4月より廃止

江崎グリコは8日、学校給食として提供している牛乳のストローを4月より廃止すると発表した。

ストローが無くても飲みやすく、開封しやすい紙パックに切り替えるという。

二酸化炭素(CO₂) の排出量に換算すると、約25トンの削減につながるという。

 

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江崎グリコの学校給食用牛乳

江崎グリコは、子会社の「グリコマニュファクチャリングジャパン」で牛乳を生産している。

同子会社には、那須工場(栃木県那須塩原市)、東京工場(東京都昭島市)、岐阜工場(岐阜県安八町)、佐賀工場(佐賀県佐賀市)の4工場があり、全工場で学校給食用牛乳を生産している。

ここから、自治体の小学校・中学校・特別支援学校などに提供されている。

 

学校給食用牛乳は、容量が200ミリリットルと家庭向けに比べて小さく、従来の紙パックにはストローをつけることが一般的だった。

4月からは新たな紙パックを採用し、より開口部が開けやすく、ストローを使用することなく簡単に飲むことが可能になるという。また、ストローが必要な児童・生徒にも対応するため、ストロー穴は残す。 

 

江崎グリコは昨年3月に「Glico グループ環境ビジョン 2050」を策定。資源循環社会を目指すとし、プラスチック使用量の削減を進めてきた。

全国の各自治体とも、学校給食用牛乳のストロー廃止を検討していた。今回、児童・生徒が環境への意識をより⾼めることにもつながるとし、決断したという。

 

江崎グリコによると、学校給食用牛乳のストローを廃止することにより、令和5年には令和3年⽐で年間約2500万本が削減される。

二酸化炭素(CO₂) の排出量に換算すると、約25トンの削減につながるという。

 

情報元:学校給食用牛乳、ストローを廃止 | 【公式】江崎グリコ(Glico)

 

この件について、「Yahoo!ニュース」のコメント欄を見ると、賛同する意見がほとんどである。

だか、ちょっと待ってほしい。

給食用牛乳のストローを廃止するなら、コンビニやスーパーで販売されている牛乳やコーヒーなどの飲み物に付いているストローも廃止するが筋だ...と筆者は考える。

 

海に流れ込むプラスチックゴミは、世界で年間1000万トン前後とみられる。このうち、ストローが占める割合は約0・025%という調査結果もある。

なぜ、レジ袋やストローばかりが槍玉に挙げられるのだろうか?

筆者は何とも言えない違和感を感じている。